マイペースな青年

私は小さい頃からよくマイペースだと言われていた。しかし、それでは周りとうまく協調することができず、友達というものがうまく作れずにいる。それではどこか寂しくて、決まって私はキャラ作りをしてしまう癖がある。

しかし、だいたい3ヶ月ほど経つと体に無理が生じてきて、人間関係そのものが疲れ、億劫になってしまう。キャラを作るというのもおかしな話だ。人の個性や独創性はとても好きなのに、自分のそれを消してまで人と付き合いを続けようだなんて、疲れるに決まっている。

 

そんな中、面白い出会いがあった。サッカー好きのマイペースな青年。大喜利も好きで、人を笑わせるのがうまい。

彼を見ていると、一見他者との協調性が少し欠けているように思えるが、彼なりにいろんな考えがあるようだ。

私の中に足りないものは笑いだったとよく思い出させてくれる。そして、マイペースなりに人との付き合い方のお手本ともなる。そんな感じの不思議な青年だ。

彼はふざけて言っていた「自分が一番正しいと思ってるから笑」

その堂々とした姿勢は見ていて気持ちが良くなる。

こんな生き方もあるんだなあと。